春節と米中貿易戦争と骨董品買取価格の話
今年の春節は2月5日です。
毎年この季節は中国人バイヤーも結構お休みしていて、中国向けの商品の動きが無くなるイメージです。
中国では、都会の工場で働く人々が一斉に田舎へ帰省する為、交通機関がものすごく増える。
中華圏では春節に家族団欒で過ごすのが、重んじられる。
それと同時に、春節の休暇期間を使い、日本などで爆買いツアーなんかするのも、この季節ならでわだ。
ただ、今年の春節は少し趣が違う。
中国経済アナリストがある経済シンポジウムで発言した言葉が中国経済の崩壊を示唆したものだからだ。
中国政府の中枢の人物の発言なので言葉の重みが違う。
『2019年、中国の全ての資産価値が急落する』
中国政府の発表する経済成長率の数字は悪くはないが、信用されていない。
中国ではこのニュースは全く流れてはいない。
経済シンポジウムでのこの発言があった時の関連動画は、全て削除された。
あまりにも信憑性のあるニュースだ。
春節で従業員が帰省中に夜逃げする企業もあるという。
休み明けに出勤したら、会社がないことがあるらしい。
まさに今、アメリカが仕掛けた経済戦争が大詰めだ。
春節が終わる頃に、アメリカの経済制裁が始まるらしい。
ここ10年ぐらい、中国バブルと共に成長していた骨董業界も、米国トランプ大統領が仕掛けた経済戦争で、
暗雲が垂れ込めています。
中国由来の商品が高く売れるのは、今年が最後になるかもしれません。
売却の際はお早めに。