中国のバブル崩壊の予兆と骨董品古美術の話

今まで、中国好景気に支えられてきた古美術骨董業界にも、そろそろ斜陽が射し始めた感があります。

オークションでは偽物が横行し、売れない商品を釣り上げるサクラなんかも大勢見かけます。

今まで売れていた商品が売れなくなっています。


なんでも中国本土では、マンションの20パーセントが空き家で、デベロッパーが投げ売りで販売しているようです。

2018年10月の中国の不動産成長率が過去半年で最低だったとニュースで見ました。

デベロッパーが運営資金確保のため、元々の価格より3割引き、4割引で販売するものだから、

元々の価格で購入した人たちが、不動産安売り反対のデモまで起こす始末。


しかも来年には、中国の不動産業界のオンショア借り入れの返済期限があり、その金額が6兆円を超えるようです。

借り入れが返済できず、債務不履行になる懸念があるとか・・・・・ヤバいね!

しかも中国では無限責任を負わなければならないらしい。

米国では、裁判所で差し押さえられた物件を競売にかけられ債務終了になるのだが、中国は違う。

中国では最後の一円までキッチリ返済義務があるという・・・・怖っ!!

さらに追い討ちをかける米国と中国の経済戦争、関税の掛け合い。

トランプと習近平は仲良く出来んのか!!


不動産同様、中国由来の骨董品、古美術品には投資の意味合いの方が多い場合があります。

中国美術や中国由来の骨董品を売るのは、これより半年ぐらいで処分した方が良いと思います。

なんで半年以内と定義したかというと、日本のバブルが弾ける半年前と状況が酷似しているようです。

株価とか、企業の倒産件数とか、不動産価格の下落とか、為替とか失業率とか総合して分析した人がいるんです。

一番ヤバいのが不動産バブルでしょうね。


中国のバブルが弾けたら、中国由来の骨董古美術の買取価格は激減せざる得ないです。

それでもギリギリまで頑張って11月も営業中です。

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