パリは燃えている!『黄色い暴動』と骨董品の買取価格の話

1977年に発表されたパンクバンド、クラッシュの名盤『白い暴動』に収録された名曲『ロンドンは燃えている!(London 's Burning) 』は、当時、労働者不足で移民政策を行ったイギリスで、安い賃金でこき使われていた移民たちの怒りに火がついて、

警察と衝突し暴動に発展してしまったことがテーマだ。

当時のイギリスの労働者階級の白人たちは、移民労働者の黒人たちに敬意を持って一緒にデモを行った。

そして今、フランス、パリでマクロン政権が地球温暖化政策の一環で燃料税増税について、労働者階級怒りを買い、

『黄色いベスト運動』は暴動に発展してしまった。

マクロンの政策では、ディーゼルガソリンが1リットル200円を超えるというものだ。


ガソリン代高くなれば、骨董品の買取価格も安くなる。要は風が吹けば桶屋が儲かると同じである。


風が吹く→埃が舞う→目を痛めて失明する人が増える→三味線を弾く人が増える(明治以前は三味線は目が見えない人たちの職業の一つだった)→猫が減る(三味線には猫の皮が使われている)→ネズミが増える→ネズミが桶をカジる→桶屋が儲かる。

古物商業界に入る前は、強風で桶が飛ばされて桶屋が儲かると思っていた。


ガソリン代が高くなれば骨董品の買取価格が安くなる。現代ではもっと多面的に捉えなければならない。

その多面的の説明は、長くなるので割愛する。

最終的にはエンドユーザーの資金が減少して安くなくては買えなくなる。

商品を売る方も、間を仲介する我々も利益が小さくなる。資金を回すために大安売りのデフレ経済。

お金持ちはさらに潤い、経済弱者はどんどん貧乏になってゆく。

格差社会は怒りを生み、やがて暴動になる。


日本でも、ほぼほぼ移民を受け入れる、入管法が改正される。

外国人労働者は人材不足の日本の助っ人になるか?

失業保険で人生を謳歌するお荷物になるか?

暴動の火種になるか?

今はまだわからない。

世界に不安を抱きながら12月も頑張って30日まで営業中です!

来年は1月5日より開始します!


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