令和元年、米中関係に不安を抱える古美術骨董品業界の話
5月1日、改元となり『令和』時代の始まりです。
日本は超大型の10連休の最中、北朝鮮からはタイミングを見計らった、
ミサイル発射。
連休最終日にトランプ大統領のツイッターでは、米中関係にクサビを打つ、
中国への関税アップのお知らせ。
連休明け、米中経済戦争の悪化を予想し、株式市場は大暴落です。
美術品や骨董品などは、人間が生きる上で、実際は必要性が全くないです。
平和な時代の中で衣食住が事足りて、心の潤いや文化的な価値、中には投資の対象として、
最後に人間が欲するものです。
今の時代は、世界の繊細なバランスの上で成り立っている平和の中にあります。
最近では、共産主義、資本主義、右と左、戦争と平和。はっきりと二極化されて、
その幅は年々、広がっているように思えます。
この時代の流れの行先には争いしか生まれないと思います。
平和を語れば、右側の方々から『お前の頭の中はお花畑か!』と言われ、
かといって、戦争を肯定的には考えられません。
人類は長い歴史で、『戦争は悲劇しか生まない』と学んだはずなのに未だに戦争がなくならない。
特に日本人は、心に刻んでるはずです。
平和な時代があってこその古美術骨董品業界です。